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業界人は『機種役割』と『玉利』で調整を決定する!業界人が使う『調整シュミレーター』を紹介

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ご無沙汰しております。

最近は、多忙な業務に加え花粉症にも悩ませれております。

今回、パチンコの調整はどのように決めているのか?をテーマに記事を書いて下さい!と部下に熱望されたので書かせて頂くことにしました。

機械の区分

まず、遊技台の区分から簡単に説明させて頂くと、大きく分けて3種類の区分に分ける事ができます。

詳細に関しては、下記の画像をご覧ください。

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新台=ホールに設置されたことがない機械

中古=ホールに設置されたことがあり、撤去された機械

移動=グループ店から移動された機械

 

簡単に書かせて頂くとこのような感じです。

新台は販売価格が約:30~45万円前後で、中古はピンキリですが中には100万円ほどのプレミア価格が付く機械も存在します。

移動台に関しては、費用は検定書の書類代のみで27,000円と安価で導入する事が可能です。

尚、認定機の場合はグループ間の移動時『0円』で費用をかける事なく設置の手はずを取る事が可能!

ただし、これには条件があります。

それは、同一県内であり、同一法人である事が条件となります。

 

仮に山形からグループ店のある、宮城に移動を掛けようとしても県を跨ぐため移動する事は出来ません。

それに、認定機の場合はメリットも去ることながら、デメリットも存在します。

ここでいうデメリットとしては、売却が不可となるという事です。

いくら、高額な価格が付いていたとしても、認定機を売却をする事は出来ません。

今回のテーマとは一切関係ありませんが、余談として書かせていただきましたm(__)m

機種の役割 

機種の役割とは、根本的な話しになりますが…単純に『粗利』なのか?『稼働』なのか? です。

言い換えれば『稼働=集客目的』かどうか?と言う事です。

ホールは、前述した通り各区の購入を選択する事になりますが、設置後にいずれかの選択をする事になります。

 

粗利メインの機種に関しては、導入前に決定している事も多く稼働を度外視で償却に走る事も少なくありません。

これは、単なる粗利確保だけではなく、本命機を買うための付き合い目的の購入である為、本来必要のない機種であり粗利以外に用途がございません。

 

一部それらを紹介すると…

最近のパチンコ(付き合い)で言えば、CRどら〇ゅあ とかですかね?

こちらの購入で得られる恩恵としては、5.9号機の中で支持を受け続けているディスクアップです。

 

本来、『CRどら〇ゅあ』 などと言った機種は、どう考えても必要な機械で無い事は明白なのに、なぜにホールは購入するのか?

それは、ホールが重宝するメイン機種の購入権以外の何物でもありません(苦笑)

つまり、本命の機械を買うのにセット販売された…抱き合わせ目的に購入機種など、用途がなく、粗利メインの営業しかされないと言う事。

 

逆に稼働(集客)目的で購入された機械は、付合いの機種とは違い機械効果と薄利営業で集客・増客を図ります。

代表的な例としては、パチンコであれば『海シリーズ』、スロットであれば『ジャグラーシリーズ』といったところです。

育成する意味合いとしては、各ホールによって意図は様々なのですが…

入替をせずに設置して置ける状態にしておくというのが、コンサルが提唱する目的です。

つまり、長期設置が出来る機種を作ることにより、余計な機械を買う必要がない=コスト削減を目的として実施しているという事ですね!

では、育成までに薄利営業をするわけなのですが…

どれほどの調整でどの程度の期間実施するのかは、別途記事内で紹介したいと思います。

 

調整が決まるまでの流れ

次に調整までの流れを説明していきたいと思います。

箇条書きに下記にまとめましたのでご覧くださいませ!

 

①:購入機械の決定と使用方法の決定

②:導入時の稼働予測(導入月)

③:目標利益の設定(玉利設定)

④:機械の調整

 

簡単に説明すると、業界人は購入及び使用方法目的を決定した後、調整を決定しています。

ここで大切なのは、③の玉利設定です!

これは、ホールコンに搭載されているシュミレーション機能を使用し、具体的な数値確認と調整を決定する事が一般的です。

言わば業界人が使うツールと言ったところでしょうかね!?

次にこのシュミレーションに関して、画像を用いてご紹介します。

 

調整シュミレーション

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ご覧いただいている画像が、業界人が調整を決める際に使用するシュミレーターです。

操作入力できる箇所は、以下の通り。

 

①:売単価(レート)

②:原価率(交換率)

③:BA(確変時短中のベース)

④:補T1Y(特賞出玉)

⑤:BYmin(スタート入賞以外のベース)

⑥:S(スタート)


大抵の場合、①~⑥の順で数値を入力し、最終的な『玉利』を算出します。

後は、予想のアウト(稼働)を入力すれば、台の粗利を算出する事が可能です。

簡単にまとめると、一玉辺りの利益を決定した後、玉利に打ち込み数を掛ければ、利益が算出できるという事です!

※玉利=1玉辺りの利益

 

では、玉利の相場感に関しては、いくらなら薄利で、いくらなら粗利メインなのかを次に説明します。

玉利参照表と個人的所感をまとめた表を作成したので、ご確認下さい。

 

玉利別の営業度合と個人的所感

玉利 薄利度合 レベル
0.00~0.10 ★★★★★ 超優良店レベルの営業
0.10~0.20 ★★★★☆ 優良店レベルの営業
0.20~0.30 ★★★☆☆ 全国平均レベルの営業
0.30~0.40 ★★☆☆☆ 少し玉利が高い営業
0.40~0.50 ★☆☆☆☆ キツイ営業
0.50~0.60 ★☆☆☆☆ かなりキツイ営業
0.60以上 ☠☠☠☠☠ 経営破綻レベルの営業

度合及び営業に関しては、ご覧の通りです。

あくまでも、個人的所感からの順位付けである事はご了承下さいませ。

ちなみに、自店では玉利:0.25~0.35のレンジで営業しております。

これは、店平均の玉利である為、機種によっては0.50以上の極悪調整である機種も存在します。

低貸しへの移動及び、撤去対象機の玉利設定は、0.50以上の設定が主であり釘を開ける事はありません。

 

それはさて置き、上記の表の簡単説明を書かせていただきますが…

 

0.00~0.10=機種の育成時に稀に設定する事があるレベル

0.10~0.20=長期育成時に適用される玉利

0.20~0.30=新台に適用されている玉利(導入週)

0.30~0.40=稼働の低下に伴い、玉利が少し上がった状態

0.40~0.50=粗利メインの運用

0.50~0.60=調整はキツメで高利益率の運用

0.60以上=ボッタくり営業レベルであり、廃業を迎える店舗に多い調整

 

以上となります。

育成機種の玉利設定に関しては、主に0.10~0.20の営業で比較的長い期間運用している傾向にあります。

過去の経験からすると、海物語の育成では上記の玉利で約2カ月間程度は継続するホールが多かったかと?

 

次に0.20~0.30の玉利設定になりますが、これは新台に適用される事が多い玉利です。

最近のトレンドでは、0.20~0.30前後の玉利で初週は営業し、初週の稼働状況を見て玉利を上げていくと言った流れが多いです。

稼働を維持できるポテンシャルがあると判断された場合には、0.30以下の営業を継続!

難しいと判断した場合は、0.30以上の玉利設定にシフトする流れが多いです。

つまり、業界人は導入初週の稼働でポテンシャルを測り、延命が難しいようであれば徐々に玉利を上げていくという営業をしているという事になります。

 

自店の場合では、新台のアウトが23,000以上で優秀レベルなので初週にそのような実績が出たのであれば、しばし様子見⇒稼働下落で玉利を上げるといった感じです。

玉利だけでは、イメージが付きにくいので玉利別にスタート値も算出したので、下記にてご覧くださいませ。

 

玉利別スタート値(機種:PぱちんこGANTZ2)

玉利 スタート 千円スタート
0.00~0.10 5.95~5.80 23.5~22.7
0.10~0.20 5.70~5.50 22.2~21.1
0.20~0.30 5.50~5.30 21.1~20.1
0.30~0.40 5.30~5.10 20.1~19.1
0.40~0.50 5.10~4.90 19.1~18.1
0.50~0.60 4.90~4.70 18.1~17.2
0.60以上 4.70以下 17.2以下

こちらは連休前の機械『ガンツ2』です。

重複しますが、新台導入週の玉利が0.20~0.30前後が多い事を考えると千円スタートで20~21回の運用が多くなるのではないか?と思われます。

尚、導入週の週末から連休と言う事を考えると、週末から玉利を上げるホールも少なくないと予想。

今後育成されるような機械でもないと思うので、導入週の週末~連休明け後も0.30~0.50くらいの調整で扱われるのではないかと考えています。

 

最後に

今回、部下からの要望により『調整』が決定されるまでの流れを簡単に書かせて頂きました。

将来的に釘に関しては、今後、シリコンに覆われたり、専用カバーが取り付けられる!

との情報も最近ではよく聞くようになり、ホントに調整自体が無くなる流れのようです…

 

確かにコンプライアンスの観点からしても、それは望ましい事でもありますが…

調整によって楽しみの幅であったりストレス軽減に一役買っているのもまた事実です!!

現在のパチンコは、圧倒的に調整>設定の図式である為、調整不可となった場合、パチンコは苦境に立たされることは間違いなく、スロット中心の営業が主体になると覆います。

自店もパチンコ寄りの営業をしているホールですが、将来の事も考えると今考えるべきは『スロット営業』のような気もします。。。

 

以上、ご覧いただきありがとうございます。