ピエロが華麗に舞踊り
豪豪乱婦が輝けば
今宵も蛇愚連打ち噛ます
我ら道化師六号機
リュウジ
今回のお題について
高校時代、俺のダチに初めての彼女が出来たんだよ!ダチもスゲー喜んでてよ、なんだか俺まで嬉しくなってたのを覚えてる!
でも、この彼女ってのがカナリ性格の悪い女でさ、ハッキリ言って都合よく使われてる感じだったんだよな。
付き合って1年ぐらい経つのにS○Xどころか、チュウもさせてくれなかったんだよ。
それどころか何かにつけてプレゼントを要求されててよ、ダチはプレゼント買う為に必死でバイトまでしてたんだぜ!
俺も何度か、別れた方が良いんじゃないか?って言ったんだけどさ、ダチはその彼女に惚れてるから俺の話もまともに聞かねーんだわ。
ところがある日、ついにその彼女(クソ女)の本性を目の当たりにする出来事が起きたんだよ!
その日、ダチは前々から予定していた彼女との久々のデートだったんだよ!
けど当日の朝、彼女から風邪気味で具合悪いから今日はゴメンって言われてドタキャンされたんだよ!
心配になったダチは、彼女の家に見舞いに行こうとしたんだ。
具合の悪い彼女の事を思って、コンビニでヨーグルトやらポカリやら買い込んで店を出たとき...
見ちまったんだよな!彼女が他の男に寄り添って仲良さそうに歩いて行く姿を...
ダチはすっかり落ち込んじまってさ、一人で居たくなかったんだろうなぁ、そのまま俺ん家に来たんだよ。
話を聞いた俺は、ダチを励ましたさ!(ヨーグルト食いながらな)女なんて他にもいっぱい居るんだから!
そんな落ち込むなよ!女なんていなくても俺らで楽しいこといっぱいしよーぜ!ナンパでもしにいこーか?
なんて思いつく限りの励ましをしたんだけど、ショックが大きかったらしく全然元気にならなくてよ。
ボソっと一言「俺はピエロか...」って呟いたことを今思い出したよ!
つーことで、今回のお題はこちら
【6号機のジャグラースペック予想と懸念材料】
うっしゃー!今日も多忙なTONEGAWAくんに代わって俺リュウジがブッ込んだ記事を書いていくんで世露死苦ゥ!
全国ほとんどのホールに設置されているジャグラーシリーズ!
4号機時代にはあまり陽の目を見なかったコイツは5号機時代に突入し一気にホールの主力機種に伸し上がった!
いまやノーマルタイプの代名詞とも言えるジャグラーが6号機時代にどうなるのか?
今回は、6号機の規制やジャグラーの行く末、その後のホールの状況などを考えて見たいと思う。
5号機ジャグラーはいつまで打てる?
まずは、現在設置されているジャグラーがいつまで遊技出来るのか?
これは過去にTONEGAWAくんがジャグラーを含めたAタイプの設置期間をまとめた記事があるのでそちらを参考にしてくれ!
もっとも長く設置できるのが
・スーパーミラクルジャグラー/KU
・アイムジャグラーEX-AnniversaryEdition/KK
・マイジャグラーIII KD
・ファンキージャグラー/KK
以上の認定機で設置期限は2021年1月末までとなっている。
つまり、2年後には現在設置中のジャグラーは全国のホールから姿を消してるってことなんだよ!
俺も一人のジャグラーファンとして、この現状をとても悲しく思うよ!
6号機ノーマル機の仕様
続いては、6号機ノーマルタイプの規制について解説させてもらうぜ!
ノーマルタイプ機とはリアルボーナスで出玉を増やすタイプのスロットで代表的な機種は我らがジャグラーだな!
まずはこれを見てくれ!
ノーマルタイプ | 5号機 | 6号機 |
仕様① | 480枚 | 300枚 |
仕様② | 360枚 | 225枚 |
これは、5号機と6号機の1回のボーナスで払い出しが可能な最大枚数の比較だ!
どちらの仕様でも、6号機の方が枚数が減っているのが分かると思う、減り幅は大体2/3程度ってところだな。
つまり6号機のノーマルタイプは、単純にボーナスによる獲得枚数が減るという事なんだよ!
だが、ここで勘違いしがちな事が2つある。
1つ目
上記の枚数は、純増枚数ではなく払い出し枚数だという事!
つまり、ボーナス中に使ったメダルを差し引いていない枚数なんだよ!
例えば、マイジャグラー系だとボーナス中は2枚掛けで消化し、2枚使って15枚出てくるから1ゲームあたり13枚増えることになる。
これを24ゲーム繰り返すから合計で312枚の獲得になるだよ。
払い出しだけで考えると15枚の24ゲームだから360枚の獲得になってるんだよ。
(ちなみにアイムジャグラー系はボーナスゲーム中1枚掛けなので計算が異なる。)
計算式はこちら
払い出し15枚-使う枚数2枚=実際の獲得13枚
実際の獲得13枚×ボーナスゲーム24回=総獲得312枚
2つ目
もう一つの勘違いポイントは、仕様①と仕様②の違いだ!
これはものすごく複雑なんだが簡単に説明すると、図柄の組み合わせ数(有効ライン)の違いや、ボーナスの種類や仕様などの違いがあって別れているだよ!
我らが、ジャグラーは現状の作り方をすれば、仕様②になるので最大払い出しが225枚になってしまうんだよ。
よくネットの書き込みや業界人の話を聞くと、ジャグラーが300枚以下になるとか言っているが...
実際は、225枚だから先ほど同様の計算をすると
払い出し15枚-使う枚数2枚=実際の獲得13枚
実際の獲得13枚×ボーナスゲーム15回=総獲得195枚
払い出しだけで考えると15枚の15ゲームだから225枚
となる。
つまり6号機の仕様では、今までのゲーム性そのままで作れたとしてもBIGの獲得枚数が312枚→195枚程度になるんだよ。
しかも、これ以外にも規制改正があるから、実際はもっと獲得枚数が減ってしまうんだよ...
この現状を踏まえ、ジャグラーの製造業者である北電子は6号機でのジャグラー開発には時間がかかると言っているらしい!
6号機の出玉試験
5号機から6号機になって変わったのはボーナスの獲得枚数だけではない!
それは回転数に応じた払い出し枚数の試験だ!5号機にも出玉試験はあったんだけど、この枚数がより厳しくなったんだ!
まぁこれが全ての6号機を作るにあたってのネックとなっていて、適合試験の合格率を下げている原因なんじゃないか思っているんだけど!
試験内容はこちら
ゲーム数 | 下限枚数 | 下限枚数 | 上限枚数 | 上限枚数 |
5号機 | 6号機 | 5号機 | 6号機 | |
400G | なし | 33.3% | 300% | 220% |
1,600G | なし | 40.0% | なし | 150% |
6,000G | なし | 50.0% | 150% | 126% |
17,500G | 55.0% | 60.0% | 120% | 115% |
ちょっと分りづらいよな!
ようは、特定ゲーム数を回した時に、下限枚数は出玉率が上記の%以上になるように、上限枚数は出玉率が上記の%以内にしないと試験に合格出来ないってことなんだよ!
新たに追加された試験内容は、下限枚数の400G・1,600G・6,000Gと上限枚数の1,600Gの項目だな!
6号機の400Gを例にすると
スロットは基本的に1G回すのに3枚使うから、400G回すと(3枚×400Gなので)1,200枚必要になる。
1,200枚使った時に、獲得した枚数が
【33.3%以上で220%以下】じゃないとダメってことで
枚数にすると1,200枚使った時に払い出しが【400枚以上で2,640枚以下】じゃないと試験に合格できないという事になる!
もちろんこれは獲得する枚数だからボーナスやATでの獲得はもちろん、子役による獲得も含まれるんだ!
分りやすく、これを回転数毎の枚数に直したのがこちら
ゲーム数 | 下限枚数 | 上限枚数 |
6号機 差枚数 |
6号機 差枚数 |
|
400G (1,200枚) |
-800枚 | +1,440枚 |
1,600G (4,800枚) |
-2,880枚 | +2,400枚 |
6,000G (18,000枚) |
-9,000枚 | +4,680枚 |
17,500G (52,500枚) |
-21,000枚 | +7,875枚 |
※厳密に言えば、リプレイは獲得枚数に含まれないから、その分を差し引いて計算するので上記枚数より少なくなる。
この規制によって、ボーナス確率はもちろん通常時の子役にも影響が出てくるんだけど
簡単言えば、最低でもこれくらいは出るようにすることっていう決まりが強化されたのと、最大でもこれ以上は出ないようにっていう決まりが厳しくなったの2点だな!
しかもこれは、どういう状態から打ってもこの範囲内じゃないとダメなんだ!設定1でも設定6でもな!
つまり、出なさ過ぎも、出過ぎてもダメ。試験には合格しないってことなんだよ!
だから、通常時のベースも上げないといけないし、極端にボーナス確率を軽くしても瞬間的な出率が上がってしまうから作るのが難しいんだろうな!
※6号機ジャグラーはどのような仕様になるのか?
この状況を踏まえて、6号機ではどんなジャグラーが出てくるのか?を俺なりに考えてみた!
①:ゲーム性そのままでBIG獲得枚数が150枚程度
②:メインリールの上に液晶のリール演出を付けたBIG獲得枚数200枚程度
③:ボーナスをATにした疑似ボーナスタイプ
ってところかな!ATの疑似ボタイプにすれば、ボーナスの獲得枚数はそれほど下げなくても良いかもしれないけど
瞬間的な出率をおさえないといけないから、リプレイ確率を上げてBIGの消化に100Gぐらい回さないといけなかったり…
ボーナス消化に押し順や、目押しといった技術介入が必要になったりすると思う。
そうなれば、今まで誰でも簡単に打てたジャグラーの良さが無くなってしまう事になっちまう。
いずれにしろ、6号機でジャグラーを作るのはかなり難しいと思うから、北電子も四苦八苦してるんだろうな。
そして、もしこのまま6号機でジャグラーが出てこなかったり、出てきたジャグラーが今までのものと全くの別物で人気が無かったりした場合は...
間違いなく、全国のスロット市場は大きく変わると思う。
現在ジャグラー系の設置率は全国のホールでもダントツのトップ、スロットの設置があれば必ずと言っても良いほどジャグラーがある。
多いところだと、スロット設置台数の半分ほどがジャグラーというホールもあるぐらいだ!
そんなジャグラーが市場から無くなったら、、、スロット自体の稼働低下は免れないんじゃ無いかと俺は思うよ。
タイムリミットは、現行ジャグラーが全て認定期間満了となる2012年1月末まで...
北電子には、それまでに何としてでも現在のジャグラーユーザーが納得するようなジャグラーを作って欲しいと願うばかりだ!