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設定付きパチンコがウケない理由とは?ユーザーの主観から見る今後の課題について

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いつもご覧いただきありがとうございます。

そして、部下のカールがお世話になっておりますm(__)m

本日は、少し時間があったので「TONEGAWA」が更新させて頂きます。

今回の記事テーマと致しましては、『設定付きパチンコ』に関しての考察を書かせていただきました。

業界紙アンケートより

まず、早速ですが下記の『設定付きパチンコ』についてどのようなイメージを持っているのか?アンケート結果をご覧ください。

※業界紙より引用しましたが、調査人数は約1万人になるとのことです。

①:設定付きパチンコを打った事があるか?

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遊技経験は全体の約3割と未だ定着はしていない様子。

これは、認知度もあるであろうが台数が少ない事と設定自体を求めていない客層の関係性もあるのではないかと思っている。

 

②:設定付きパチンコの設定を気にしますか?

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こちらの集計では、「普段パチンコを打たない」とした方の回答を除外して集計されているようです。

これによると、設定を気にはしているようにも思えますが、「常に気にする方」は全体の15%と未だ低く、スロットのように期待感は圧倒的に希薄している事が見て取れます。

 

③:設定付きパチンコを今後も打ちたいか?

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上記の集計では、高設定があれば遊技したいと回答した割合が約半数で期待感はある様にも捉えることが出来るが…

問題は、設定の体感ができるかどうかが重要であり、高設定に着席しても一部のユーザー以外は、設定体感が弱く定着していないのもまた事実のように感じます。

 

 ④:設定付きパチンコを打ちたくない理由は?

1 設定が入らないから 19.3%
2 興味があるコンテンツが無い 11.0%
3 回らなさそうだから 10.2%
4 出玉が少ないから 6.9%
5 判別が難しいから 6.6%

 

設定が入らないが一番多い答えの様だが、注目すべきはそれに並行して調整面への不満の声!

3番目に多かった「回らなそうだから」が約10%の割合を占めており、調整に対しての警戒心と依存度も高い事がわかる。

2番目に多かったコンテンツは、今後大型版権で解消されてくる事を考えると問題視する必要もなさそう。

 

⑤:どのような状況であれば打ちたいと思うのか?

1 高設定を狙えるのあれば 25.4%
2 よく回りそうなら 22.3%
3 高設定+調整が優秀なら 14.2%
4 出玉に期待できるスペックがあれば 13.0%
5 興味のあるコンテンツがあれば 12.2%

 

当たり前の話しですが、今までパチンコは調整による『ボーダー理論』が先行しており、 スロットと違い出玉率にフォーカスされる事がありませんでした。

しかしながら、スロット同様に設定が搭載される事で勝敗に直結する要素が明確になったことで「高設定」に期待されるのはもちろんの事!と言ったところでしょう。

 

自店の設定付きがウケなかった理由

新規則機である『設定付きパチンコ』が世の中に登場して約半年が経過…

全く持って、良好な実績ではございません。

むしろ現実は厳しいと言ったところでしょうか!?

自店でも設定付きの『沖縄SAHS』を導入し、4円で奮闘した時期もありますが厳しい実績で…結果、1円パチンコへ早期移動をしたことは記憶に新しいです。

 

では、なぜ設定を入れても支持を受けなかったのか?

まず、簡単に所感を申し上げると…実際運用して感じた事は、設定より未だ調整を気にする方が圧倒的に多いという事です。

これに関しては、実際の営業データを用いて説明します。

参考までに、自店に導入した2パターンのSAHSの営業実績をご覧ください。

 

①:アウト「24,300」※設定⑥

②:アウト「27,120」※設定①

 

※記載の実績=1円パチンコのデータです。

実績としては、ご覧の通り②の方が高い実績となりました。

これは、設定が良いのか?調整が良いのか?方向性が定まっていないので、それぞれの条件でデータを収集した時のものです。

ちなみに①の方は、S5.6回/千円:約80回で、②の方はS6.3/千円:約90回の調整です。(どちらも赤字です)

尚、期間はどちらも2週間ほど同様の調整or設定で運用した時の実績です。

 

このデータで話をすると…

自店では、明らかに調整>設定の図式であり、設定還元よりは調整還元の方がベストと言った見方ができます。

また、設定⑥でも「回らない!!」と台移動をする方が多かったことから、数字以上に現場の体感でも設定ではなく『調整依存』が強いと感じました。

 

これまで「CR機=調整」の上下しかなかったので、当たり前の話しでもありますが、設定付きパチンコが受け入れられるまでは、かなりの時間を要す事となりそうです。

そして、今までのパチンコに対しては「調整」のイメージが未だ根強く、そう言った客層が遊技していることから、現時点では設定活用にて稼働を上げる事自体、自店ではハードルが高そうです。

 

上記、2週間の運用で思った事としてはその支持傾向だけではありません。

スロットの設定は、期待感というところが先行するのですが…

パチンコの場合、期待感以上にストレスを気にする方が多いのだと思われます。

つまり、パチンコの支持=ストレス少>期待感という傾向ともとる事が出来るのではないかと言う事です。

 

そもそもにして、設定などと言った中身がわからないものより、調整と言った体感の方が支持を得るのは当たり前の話し。

これは、年配客ほど強く働く心理でもあるでしょう。

出率の高い高設定台を打つより、設定が低くてもストレスフリーの台の方が自店では支持が高いことからも、パチンコは未だ体感面を意識した営業が必要かと!?

 

将来的にコンプライアンスの観点から、設定付きが主流となるであろうパチンコですが、未だ方針が定まらないというのも本音です。

近隣店も迷走している傾向が強く、複数台の購入で設定を活用してみたり、小台数の購入で釘を開けてみたりと様々です(苦笑)

※新内規=設定なしの機械もありますが、コンプライアンスが強い法人ほど購入していない傾向が強いです(ダイナム他)

 

どちらにせよ、遊技時間と客層・客質で支持を測り営業方針を決めていく形は変わりません!

早々に結論を出す話でもありませんが、旧基準機がある以上は移行も難しいように思いますし…

どこのホールも現時点では、模索傾向が続いているので打つのであればスロットの方がいいかもしれませんねw

それに、ホール側が運用を模索している=方向性が定まっていないという事は、ユーザーも勝ちに対するビジョンとイメージが持ちにくいのも『設定付きパチンコの業績』に反映されているのではないか?と考えております。

 

それにしても、設定付きパチンコの運用とは非常に難しい問題ですね…

では、転職活動に尽力したいと思いますので失礼致します。