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【パチンコ業界の減収増益について】:増収減益との違いと営業・経営考察他

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いつもご覧いただきありがとうございます。

今回は…日々、苦境に立たされているパチンコ業界の現状と、その傾向から色々な懸念について考えたものを記事にしてみました。

パチンコ店の現状

早速ですが、下記の引用をご覧ください。

 

【業界第2位:ダイナム】

ダイナムジャパンホールディングスは5月23日、2018年3月期の決算をリリースし、貸玉収入7,750億6,000万円(前期比5.2%減)、営業収入1,520億9,200万円(同3.0%減)、税引前当期利益168億400万円(同13.3%増)、当期利益109億2,500万円(同17.4%増)の減収増益を発表した。

引用:遊技通信web

 

【業界第1位:マルハン】

株式会社マルハンは、2018年11月30日、平成31年3月期の中間決算を発表。売上高は7805億9800万円(前年7894億3100万)と減収となったものの経常利益は228億3500万円(前年184億8900万円)となった。

引用:遊技通信web

 

現在、パチンコ店は規制等々の締め付けにより下降の一途を辿っております。

ユーザー離れと稼働減少に伴い、コストを削減し利益を確保しながら絶えしのいでいるそんな業界でもあります。

上記、引用させて頂いた業界最大手2社ですら「コスト削減⇒増益」の傾向が強く、中小零細ホールであればさらにコストの削減を徹底していることでしょう…

しかしながら、最近のこのトレンドについて、いくつか個人的に懸念をしている事があるので、今回記事にて考察等々をまとめさせていただきました。

 

経営状態を表す4つの言葉

前述した箇所に、「減収増益」とありましたが、これはホール側の理想の経営状態ではございません。

ここでは、パチンコ店の理想の利益循環と経営局面を簡単に書かせていただきました。

では早速、4つの経営局面からご説明いたします。

 

①:増収増益⇒売上が増加し、利益も増加

②:増入減益⇒売上は増加したが、利益は減少

③:減収増益⇒売上は減少したが、利益は増加

④:減収減益⇒売上、利益共に減少

 

ざっと列挙すると経営状態は、上記の何れかに該当すると思われます。

現在、パチンコ店を営む企業のほとんどは③、④に該当するわけですが…

本来、パチンコ営業の理想としなくてはならないのは、①の増収増益です!!

以前の記事にも書きましたが、「健全な営業とは人を増やして利益を増やすこと」であり、それ以外の安定など私はないと思っています。

しかしながら、口で言うほど簡単な事でもなく「増収増益」を目指すことは困難を極めます。

自社でも先日の予算会議にて、今は今後のためにも「減収増益」で何とか乗り切るぞ!という方針を伝えられたのですが、これは賛成でもあり反対でもあります。

 

まぁ…この業界の現状から、賛成についての説明は不要と思いますので、私が反対する理由と懸念している点について書かせて頂きます。

 

自社の減収増益を目指すにあたっての懸念

では、前述した減収増益について私が考える懸念について説明します。

懸念①:他社・業界トレンドに乗るだけの経営

冒頭に紹介した大手2社の減収増益に習って、コストの削減等々に取り組む気持ちもわかりますが…

所詮中身のない真似事だけでは、減収増益を目標としていても、減収減益に陥る可能性の方が高いと感じます。

自社の会議の例を挙げても、言葉で「減収増益」の方針を伝えられただけで、その具体性までは何一つとして話しはなかった訳です。

本来、利益とは次なる投資と成長の為に必要な物だと思うのですが…

投資先も決まっていなければ、目的も明確にされていない…

これらの状況を整理すると、自社の場合は「その場しのぎの愚策」になる可能性が高いとみてますし、私が懸念しているところでもあります!

 

整理すると、減収増益といった方針は賛成ですが、目標と目的が無ければただの補填にしかならず、減収減益に陥る可能性の方が高いというこです。

 

懸念②:「意図の落とし込み」と「その後のケア・体制」

前述した通り、自社では「減収増益」と言った言葉だけで明確な目標と目的が設定されておりません。

まず、この目標設定もさることながら…その意図の落とし込みにはかなり骨が折れると思います。

実際、同業他社の知人がいる法人でも昨年からコスト削減に取り組んでいるようですが、同時に従業員の不満も多く、離反した者も少なくないとか…

そりゃ~経費の削減とか何とかで、シフトを削られたなんかしたら他に行くと思いますし…

具体的な説明もないままコスト削減を実施したら、将来に不安を抱く従業員が出てきても当然の話しだと思います。

 

そのため、コスト削減を実施する前に、管理職ではなく「経営者」から従業員に意図・目標の説明が必要不可欠であると考えると共に、従業員のケアなどが徹底出来なければ優秀な人材も離反していくことが懸念されます。

そして、自社の上司含め経営陣では「危機感」もなければ経験もなく、特定の人以外、部下に接する事すらなかったので到底無理だと思ってます。

 

懸念③:経費削減の境界線が無くなる可能性

最後にもう一点ですが…

正直、機械代、販促費、人件費等々の削減なんていくらでもできると思いまし、増益する事はそこまで難しくない事だと思います。

しかし、意図も目標も明確化されていない状態での削減は非常に危険だと思います。

なぜなら…

経営(方針)を理解していない立場の人間は、数字合わせに走るからです!!

行き場のない管理者達も、ヤバいとなればコスト削減に躍起になるのは目に見える現実。

必要なものであっても、不要と判断し削減する可能性も高いでしょう!

まして、一般のスタッフ達にもそれが伝染したら削減が正義で経費が悪になるのは間違いありませし、必要経費などと言った言葉も消滅するような気がしてなりません。

 

経営者、従業員共に意味の履き違えは傷口を広げるどころか、破綻のレールに乗る事にもつながるのではないでしょうか!?

そして、最近思いますが「減収増益」の意味合いを「言葉でしか理解していない経営者」が多いのかなぁと感じます。

先日、同業他社の経営者を含めた組合の新年会がありましたが、今はコスト削減で互いに耐えましょう!とか言ってた人がいましたが…

一体、耐えるって何なんでしょうね??大手法人の参入があれば、一瞬で消されるとか考えないのかなぁ~と。

やっぱり、目先の事しか考えない人に未来はないのだなぁ~と改めて実感しましたよ(苦笑)

 

増収減益と減収増益の違いと考察

前述した通り、増収増益が理想のシナリオであり、減収減益が最悪なシナリオです。

 ではその間に位置する「増収減益」と「減収増益」の何が違うのか!?

私なりの見解を少し書いてみました!

 

減収増益についての見解

この意味合いとしては、減収分を経費の削減等々で補うイメージが強くネガティブな印象が強い言葉ですが…

私個人としては、自社は別として…そこまでネガティブな印象とイメージは持っておりません。

なぜかと言うと、増収増益には投資が必要であり資金が必要だからです。

マルハンとダイナムも今はどちらかと言うと、資金作りの時期であり稼働<利益なのかな?と思います。

簡単にまとめると、減収増益=準備と言った見方もできるのではないかと考えているという事です。

ましてや、この2社が一時的な利益補填などの愚策で終わらせる事など考えにくいですからね。

 

増収減益についての見解 

次に増収減益に関しての見解になりますが…

増収減益は、言葉の通り売り上げは増加しているが、利益は減少している事を表します。

当たり前の話しですが…パチンコ店では、客数が増える事とで売上も増加します。

しかしながら、客数を伸ばすには「投資」が必要であることも変わらぬ事実。

つまり、増収減益の経営状況にある法人又は店舗は、さらなる業界低迷を考え生き残るために客数を確保している状態=投資している状態であるのではないか?と考えております。

法人を例に挙げると「ネクサス」が該当するでしょうか!?

競合他店及び、大手法人が蓄えを作っているうちに攻めて客数を確保する!

確かに効率が良い様に思いますが、体力あるとこ以外できません(苦笑)

 

最後に

今後、さらに窮地に陥る事が予想されるこの業界…

様々な意図はあれど、減収増益体質にしなくてはならない事は必須なのかもしれません。

しかしながら、やはり目的と目標は大切だなと改めて記事を書きながら実感しました。

一時的な補填で増益しているところは、将来性もないでしょうし…

目標もなく投資し続けていても破綻を招く事につながる…

いったいどれほどの法人、ホールが無くなるのでしょうね(焦)

 

余談ですが…

この巨大産業が無くなる事はないと思いますが、間違いなく覚悟と努力がないところは淘汰され破綻を迎えると思います。

では、生き残ると言う企業の覚悟はどこで判断すべきか!?

それを考えた場合、個人的に覚悟を図る指標は「中途採用の募集」でした。

結局は会社を大きくするのは「人」であり「人材」です。

人に投資する姿勢を持っている会社は、生き残る可能性も高いのではないか?と言う判断です。

 

それと来月より、自社に見切りを付け「転職活動」に力を入れていく予定です。

年齢も34才と際どいところでもありますが…自社に未来が見えない事からの決断です!!

もし採用してくれる法人様があるのであれば…

現状では、店長と言う職位ですが原点に帰って、接客から勉強していきたいと思います(笑)

 

最後までご覧いただきありがとうございます。