転職活動中のパチンコ店長ブログ

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閉店を検討するパチ屋の内情とは!?知人の店長から聞いた現状を元に考察を語ります。

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11月の閑散期…やはり稼働が悪く自社の上司達も例年通り”ピリピリ”しております。

まったく話しは変わりますが…先日、店舗閉鎖を検討しているという法人の店長(知人)と経営と営業に関して、話す機会がありました。

店長から…その内容を聞いて何が悪いと思うか!?

後日、感想聞かせて!!ってことで…その一部始終と感想を記事にしてみました。

閉店を検討している店舗情報について

こちら、知人店舗が身バレされても困るので…簡単に紹介させて頂きます(汗)

あと…今回記事を書く上で、知人の店長から”カイジ風”にしてくれたら記事にしてOK!!ってことだったので、本記事はカイジ調が強くなっております。

企業情報

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会社名:株式会社 底愛グループ(仮)

屋号:パーラー エスポワール(仮)

店舗数:3店舗

従業員数:80名

経営理念:日によって変動する(理念なし)

 

基本情報としては、同族企業でありブラック企業でもあるようです(苦笑)

役員者は、経営を継いだけなので…経営理念もないそうです。

俗にいう「親の七光り」ってやつですかね…

 

 

経営状況シュミレーション

こちら知人店長から聞いた情報と、視察時の営業推測から、独自に経営状況を算出してみましたのでご覧くださいませ。

※もちろん、営業データを見せてもらうわけにはいきませんので、あくまでも私個人の試算です。

基本営業形態

貸し玉 4円P 1円P 20円S 5S
台数 80台 120台 60台 60台

 

ご覧の通り、合計320台と小規模の店舗になります。 

次に店舗を視察した時の客数と調整から、粗利を試算していきたいと思います。

 

粗利シュミレーション

貸し玉 アウト 玉利 台粗利 客数(1h)
4円P 2,000 0.60 1,200 3名
1円P 7,000 0.12 840 20名
20円S 1,200 0.70 840 3名
5円S 4,000 0.16 640 10名
店舗計 - - 892 36名

 

視察した時の客数(推測)と調整を見た感じの玉利で台粗利を算出してみました。

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そして、これを月間に直すと…

 

月間利益試算

892円×320台=285,440円が1日の粗利となるので

285,440円×30日営業=8,563,200円が月間粗利額となります。

 

損益分岐点までは、試算する事が出来ませんが…

営業コスト:人件費、水道光熱費、宣伝広告費、機械代の主要コストを差し引いて、大体300万前後の金額を残すことができればペイラインではないかと思います。

※その他、役員報酬であったり、土地代やリース等の支払いが発生する。

 

一番経費の掛かる機械代も見るからに中古のみだったので、凡そ50万円前後と推測しています。

300万円残すためには、残り500万円しか経費を使えないので…人件費だけでも約半分がもっていかれ、この実績だと赤字という結論になりました。

多分、私でも凡その試算が容易なので経営陣は、より容易く算出できる数字だと思います。

それを知る立場の人間が、部下に責任転嫁するってことは「お前らのせいで、閉店するんだからな!!」とでも言いたいのでしょうか!?

 

これが閉店を検討するパチ屋の経営事情であり、今後継続する気もない!といっているような内情なんでしょうね。。。

 

この企業のダメな特徴

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前置きが長くなりましたが、ここからがブラック企業で働く店長との対談から感じたダメ企業の特徴、私の感想になります。

①会社に基準が存在しない

ブラック企業に勤める店長がポロっともらした愚痴…

「うちの会社って、ころころ話しが変わって…具体性のない話しで却下されることが多いんだよねぇ~」

これを聞いて思いましたが、冒頭で説明した通り「経営理念」すらない法人に会社の基準が存在しているかと言われれば…普通に考えて会社基準もないでしょって(笑)

 

そもそも、会社基準以前に経営理念がない会社って何をスタイルとして営業しているか疑問です。。。

会社の意向が指針となって、現場が実現に向け頑張るって事で営業が成り立っているのに…きっとお金だけ入ってくれば良いとか、適当なんでしょうね(苦笑)

そんな会社で働いている従業員が可哀想です。基準も理念もない会社に就業規則があるとも思えませんし。

 

②会議が多すぎる

よく聞くフレーズですね…「会議が多い会社はダメだ!!」

この店長にもどんな会議をしているのか!?と聞いたところ…回数は多いが、ただの報告程度の会議だよ!!っていってました(苦笑)

しかも、2時間以上やってるみたいです…苦行だなぁ~

 

やはり、ブラック予備軍とも言える会社は中身のない、くだらん会議も多いんだなぁ~って再認識しちゃいましたよ。。。

 

私からすると、会議が多い=ダメではなく、短時間で複数回実施した方が効率がいいと思っています。

集中力も1時間以上続くわけないですし、長くなれば結論付けを急ぎ中身が薄くなることも少なくないので…

ってか、経営がブレてる時点で会議どころか議題もないのでは!?

 

③経営者の危機感がなさすぎる

これも話しの流れで感じたことです。

今やこの業界、規制により数年先に莫大なコストがかかることとなっています。

規制の対策は、どうするのか?

私が尋ねたところ…今は、別に会社的に何もないみたいよ!!の一言で終了。

 

これ聞いた時、酔い覚めましたw

いくら小規模法人であっても、数億円は必要なレベルなんですけどw

数年先に、数億円の出費が確定しているにも関わらず、何も考えてないってウソでしょ!?

ってか店続ける気ありますか?って素直に聞いてみたい(苦笑)

 

④目先の「金」に敏感

これが一番この会社の良くない所だと思いましたねぇ…

将来どうしていくかとか、目標もないから目先のことに執着する。

簡単に言うと、数字合わせ程度の事しかできないって事ですw

 

当たり前の話しですが…稼働を上げるためには、お金が必要です!!

知人店長が稼働を上げるために、予算を頂けないか提案したところ…返ってきた返答が。。。

 

・予算が欲しいのであれば、粗利を取って自己生産しろ!

・経費を削って、補填・捻出しろ!

・いくら投資すれば、いくらになるんだ?

 

この3つだそうです。

予算を下さいってことに対して、自分で金を作れって…提案に対して返答にすらなってないです(苦笑)

これ、自覚なしに言ってるんであればカオスですよw

経営する側に居るのに、お客様の事など何も気にしていない時点で相当なカオスですがね(焦)

 

そして、すぐに投資効果を尋ねる…そんなの誰にもわからないと思うんですがw

というか稼働を本気で上げようとしたら、予算なんていくら掛かるかわかりません。

そもそも、予算を設けたら、効果も予想以下の範囲に落ち着くと思いますし…

 

これも会社の姿勢というか…絶対やりきるとか、理念がないとできないことです。

経営理念もないところに、その姿勢があるとは思えませんがねw

客観的に見て、数字合わせの営業で衰退以外の将来はないでしょうね(苦笑)

 

⑤責任転嫁

なんにしても、責任を問われるのは中間管理職のオレ(店長)…

そう、神妙な面持ちで語っていた知人。。。

可哀想に…

ってか、そんな会社…早く辞めた方がいいよ。

 

営業に携わる立場なら、それ相応の責任が圧し掛かるのは当たり前だと思いますが、全責任が店長にあるかと言えばそうではないと思います。

 

あくまで、店長は業績向上のために色々な施策を提案する立場であり、一定ラインを超えた場合、決裁をする事が出来ない立場です。

自己の決裁範疇を超過した場合、稟議を出し会社に問うことになります。

提案するって事がある以上、精査があり、最終的に決済可否が決定するのが普通の流れ。

 

より簡単に言うのであれば、提案した方もリスクがありますが、決裁者にも責任があるのではないでしょうか!?

それを、決裁者が提案者に責任を問うなどあり得ない話しだと思います。

というか…決裁者ではなく、単なる卑怯者ですw

 

 

最後に

本日は、閉店を検討しているパチンコ店の内情から、ダメな企業の特徴を記事にまとめてみました。

 

改めて、記事をまとめて思うことは…

「優秀な部下を使いこなせない、経営者はダメだなぁ~」

って思いました(汗)

 

今回、知人店長との対談からこの企業の”諸悪の根源”は何か!?

結論を出すとすれば…

諸悪の根源は、経営者(会社)の意思ですね。

 

まず、経営者である以上、責任感だけではなく使命感も備えていなければ経営なんて務まらないと思います。

そして、部下を守って行くという、重い責任があります。

その立場でありながら、挙句の果てに”店舗の閉店”を検討しているなどと…

よくもそう易々と言えたものです。

 

結果がでないことを部下に押し付けるなどとは…言語道断!!

言わせてもらえば、全て経営する立場に立っている者が悪いと思います。

店長が携わる営業は、所詮”経営”あっての話しですから…

 

偉そうなことはあまり言えませんが、規制により下降一途を辿るこのパチンコ業界、生き残りは経営者の覚悟で決まると思っております。

リスクを取ってでも集客できないホールは数年先には閉店していることでしょう。。。

業種転換の選択も、このような企業では正直難しいでしょうね!!

現時点で人の扱いもできないのに、金のやり繰りなんて不可能なのは容易にわかる事です。

 

ちなみに、こちら私の知人である店長ですが同業他社へ転職が決まっているようです。

次の職場が良いところであることを願います。

 

以上、最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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