転職活動中のパチンコ店長ブログ

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パチンコ店も、実はいろんな所で「騙されている」事実!?実際にあった事例を用いて説明。

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■最近のウザかった出来事

先日…コンサル&景品関係の商社が来店し、一般景品の仕入先の乗り換え等々をゴリ押しされました(汗)

コンサルの案内としては、雑貨類の高額商品の販売及び、販売方法の見直しで年間500万円の増収が可能とのこと…まぁ、絵空事です(笑)

商社に関しては、○○○様の店舗には、「低掛率で景品卸しますよぉ~」って在り来りな感じでした。

実は…この掛率にインチキのカラクリが!?

パチンコ店向けの景品仕入時、騙されているケースも少なくないので記事にして詳しく説明していこうと思います。

 

 

掛け率とは?

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まずは、冒頭で話で出ました「掛け率」の説明から!!

言葉の意味としては、販売価格に対しての卸値の割合を表すものとなります。

計算方法に関しては、下記の通り。

 

計算方法:仕入価格÷販売価格=掛け率

 

簡単ですが、計算例を書きました。

例)

販売:100円 仕入:40円だった場合

 

40円÷100円=0.4(40%)

 

仕入率は40%、利益率は60%ってことですね。

また、この掛け率「4掛」と呼ばれる場合もあります。業者が案内する時は、大抵「○○○掛け」の商品いかがですか?って言う場合が多いです。

P店に限らず、掛け率はビジネスに必要な知識なので覚えておいて損はないと思います。

 

景品ジャンル別「掛け率相場」

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様々な景品があるので、ざっくりジャンル分けしたものを書いてみました。

 

・雑貨類⇒85~95%前後

・菓子類⇒50~75%前後

・日用品⇒85~90%前後

・端玉類⇒30~75%前後

・飲料類⇒50~75%前後

 

商品種類が多いので割愛しますが、このくらいがパチンコ店向「掛け率」の相場ではないかなと。

端玉類に関しては、30~75%前後と幅が比較的広いのですが、大手などの法人はPBで大量生産する事により、掛け率を落としているところも少なくないので「3掛け」程度はザラにある話しです。

 

雑貨類に関しては、賞味期限切れ等のリスクはありませんが出品が伴うかが問題で、需要自体も少ない為、業者も極端に在庫を抱える事が出来ず掛け率が高くなる傾向にあるようです。

 

景品玉数の設定について

パチンコ店の景品って、定価(市場価格)での提供が義務付けられているのご存知でした?

例えば、定価:1,000円の商品を値下げして、500円で販売する事は許されないのです。

スーパーとかコンビニでよく見かける、見切り品販売は禁止とされています。

 

なぜか?

射幸心を煽ることにつながる可能性があるから!!です。

行政からすると、「安売り=何か特別なものがあるのではないか?」⇒「容易に出玉を獲得できるのではないか?」と創造力豊かすぎの発想で数年前から指導徹底しております。

ホントこの業界、肩身が狭くなりました(苦笑)

 

景品業者の十八番「掛け率操作」

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パチンコ店には様々な仕入先が存在しますが、個人的に一番ぼったくりだと思うのは、景品類を扱う総合商社!!

さっそく実例を用いて「インチキ」の実体を説明していきたいと思います。

 

■ケース:掛け率の操作

例えば、仕入:1,000円で、販売価格:2,000円が相場の商品があったとします。

掛け率は、50%(5掛)となりますね!

  

ではこちらの場合は?

 

仕入:1,000円で、販売価格:2,500円の場合。

掛け率は、40%(4掛)になりますよね?

 

 

これが、商社の数字マジック!!

あまり景品に関心がない役職者、経営者の場合「掛け率が低い=安価」の思考になってしまいます。

 

業者からするとそこに「隙」が見えるわけです!!

 

先ほど説明した通り、パチンコ店=市場価格での提供が義務付けられております。

これが少々厄介でして…

言うなれば売り手であっても、販売価格は決めれない立ち位置にいます!

その為、業者の推奨する販売価格に合わせるホールが多いのが実情かと思われます。

販売価格は、「推奨価格」として業者がある程度、任意で設定しているので掛け率も上下させることがで可能。

 

このケースで問題なのは、業者のセコさもどうかと思いますが、掛け率が低い=仕入も減ると考えたホール側

なぜなら「掛け率」は下がってますが、「仕入額」は変わっていないからです!!

結局このケース…業者が「販売価格」を設定しただけで「掛け率が下がった=安価になった」の心理が働いてしまい無駄な発注になってしまった可能性があるとは思いませんか?

そもそも、販売価格の相場把握してますか?

その無駄仕入の負担って、お客様にいくの理解してます?

商社も稼働低下の煽りを受け、売るのに必死ですから気持ちはわかりますが…結局、迷惑するのは「お客さん」ですよ!

ホールの景品担当されている方も、意外に多い事案なので気を付けましょう!

 

パチンコ店の景品がやけに高いな~って思ったら…この記事を思い出してください(苦笑)

ちなみに上記のケースですが、雑貨類に多い傾向がありますので雑貨類は楽天等の通販の方がよろしいかと。。。

パチンコ店の場合、普通に数千円高い値段で販売されていることが多いのが現状です。

まとめ

・P店も「安売り」の響きには弱い

⇒掛け率低い=安価の思考が高い

⇒業者から騙されている可能性大

 

・P店の販売価格は市場価格で統一が義務

⇒P店は、販売価格の設定不可

⇒実情は業者の「推奨価格」に言いなり

 

・掛け率操作でホールは騙される

⇒ホールは「掛け率」が低い=安価の思考が強い

⇒市場価格を知らない場合が多い

 

いかがでしたでしょうか?パチンコ店もいろいろな業者の口車に騙されているのが現状です。

ユーザ様からすれば、ホントに細部に渡り「還元」に向けて営業してほしいが本音だと思います。

是非ともこの記事が、ユーザー様&ホールのために少しでもなればと思い書かせて頂きました!

本日は、これにて以上としたいと思います。