転職活動中のパチンコ店長ブログ

転職活動中の現役パチンコ店長が業界情報を語る!

ギャンブル依存(パチンコ依存症)を現役店長が「依存症の特徴と傾向」から「克服方法」までを語る!そして行き着く先はやはり”金”。。。

20181117101532

 昨今、パチンコ業界内外で問題視され続けている「ギャンブル依存症」…

現状では依存問題の正確な実態はわかっておらず、依存症の恐れがあるユーザーは少なくとも1,000万人の1%で10万人、5%なら50万人に深刻な問題が生じているとされています。(軽度依存の保有者は、この数倍に上る)

パチンコ業界は、日本で市場規模(20兆円以上)の大きい産業なので依存症問題が社会に与える影響は少なくないと個人的にも考えており、業界全体で真剣に考えるべき問題だと思っています。

本日は、業界人(店長)としての考察と是正について考えてみましたのでご覧ください。

 

 

 

ギャンブル依存症とは?

病的ギャンブル,ギャンブル中毒,ギャンブルホリックとも呼ばれる。一攫千金や現実逃避,自我を求めるなどの欲求を,ギャンブルによって満たそうとする病気。WHO(世界保健機関)が1977年に依存症の一つと認定した。アメリカ精神医学協会(APA)では,〈ギャンブルをしたいという内なる欲求をコントロールできない病気〉と定義している。

kotobank.jp

 

パチンコ依存症の症状(ギャンブリング障害)

①パチンコの事に考えがとらわれている

②興奮を得るために掛け金の額を増やしたい欲求がある

③パチンコを減らす努力をしたが失敗して再発する

④パチンコを減らすと不安で、落ち着かない

⑤問題逃避や不快な気分の解消手段としてパチンコを利用する

⑥パチンコの損失をパチンコで取り戻そうとする

⑦パチンコへの依存を隠す嘘をつく

⑧パチンコのため大切な人間関係、仕事などに悪影響がでる

⑨絶望的な経済状況を改善するため、他人に借金を頼む

 

一般的な症状としては、上記項目のどれかに該当するものと思われます。

現場で見受けられる症状としては、②が多い傾向にあると感じており、⑦~⑨に関しては、個人内部の情報なので把握までには至らないが重度依存者のほとんどが該当する項目ではないだろうか…

近親者として、「信用」することも大切だとは思うが「気付く」ことも大事なことなのでコミュニケーションの中でまずは「依存症の傾向、症状」などがないか考えていく必要があると思う。

現在は、依存症の重度を診断できるアプリも登場しました。ご参考までに!!

 

パーラージキル&ハイド

パーラージキル&ハイド

  • RECOVERY SUPPORT NETWORK, N.P.O.
  • エンターテインメント
  • 無料

 

依存症の実体験

 私の実体験ではありませんが、パチンコ依存症の疑いがある部下の行動と不祥事を起こすまでの実話になります。

休日になると必ずと言っていいほど、パチンコに出かける部下のT君(以下「T」で省略)当然、かなりの頻度で打つので負け額は給料以上に負けこむ月も多々あり、消費者金融で借入し生活費とパチンコ代を担保していたそうです。。。

ある日、消費者金融から会社にTELがあり本人と話をしたいとのこと…電話を受けたのが私なので「T」を問いただすと、返済が滞っており督促の連絡だったようで返済するよう促したのですが、月々の返済は多重債務を繰り返し返済していたようで不可能のようでした。

 

後日、返済に関しては両親と相談し債務整理を弁護士に依頼し返済計画のもと現在も返済中です。

債務整理後も「T」は、私にウソをつきながらパチンコ三昧…結果、滞納前の状態に逆戻り!

生活費もパチンコに使ってしまうほどの重度の依存症で、時たま私が生活費を工面する瞬間も多々あり、徐々に社内の同僚、上司からも完全に信用を失っていきました…そんな中のある日、”売上が合いません”と部下からの連絡が、嫌な予感がしましたが原因追及を実施。

モニターを確認したら「T」が金庫から売上を搾取している姿がバッチリ!!

後日、面談時に尋ねると自白&号泣。。。

本人曰く、勝って返す予定だったとか…もう、異常な精神状態。人間廃業とはまさにこのこと…犯罪まで犯してもパチンコは止まれなかったみたいです。

 

現在は、実家に戻るよう促し家族の理解と協力のもと生活しているようです。

パチンコ依存の末路はまず「お金を失い」、次に「信用を失い」、最終的には「犯罪」につながる…そして人生を破綻させてしまう、重い病気なのだと実感した事案です。

 

業界の依存症対策

1)リカバリーサポート・ネットワーク(RSS)の相談体制の強化及び機能充実

2)18歳未満の営業所への立入禁止徹底

3)本人・家族申告によるアクセス制限の仕組み作りの拡充と普及

4)出玉規制の基準見直し

5)出玉情報等を容易に監視できる遊技機の開発と導入

6)営業所の管理者の業務として依存症対策を義務付ける

7)業界取り組みについての評価・提言を行う第三者機関の設置

8)ぱちんこ営業所における更なる依存症対策

上記「論点整理」において明らかとなった各課題へ具体策や実施方法に関する検討を踏まえ、政府におけるギャンブル依存症対策の強化についてまとめたものです。

現在、ホールではRSS・自己申告プログラム等の促進による依存症対策が実施されていますが対策になっているかどうかは正直、疑問です。

業界では、安価な価格で遊技できるレート・機械を勧め、相談できる環境の充実とかいろいろと取り組んでおりますが、それは受け身の話で所詮は姿勢アピール程度で終わってしまっているのではないかと個人的には考えております。

お勧めは従業員で実施することは容易ですが、機械とレートを選択するのはお客様の任意のもと成り立っている業種ですから…

 

現役店長が考える「依存症」

そもそも、依存症って何に依存しているのでしょうか?射幸性を深く掘り下げると最終的には「金」にぶち当たります。

結局は、お金に依存しているのではないかと私個人考えております。

その為、「業界の依存症対策」で紹介した項目はあまり意味の無いように思います…

まず、パチンコ依存症に特効薬は現状ございません!!

しかし、約60~90%の依存者は「何らかのきっかけ」で自己改善しているそうです。最後に私なりの自己改善と克服方法を考えてみましたのでご覧いただければと思います。

 

1)ギャンブルにしてしまっているのは自分だと認識するorさせる

2)低レートの遊技は逆効果(遊技頻度増=依存悪化の可能性大)

3)孤独を解消する(一人で遊技ではなく、複数人で遊技へ)

4)他者の強力な介入による遊技制限

5)景品交換制限

 まず、依存症予備軍の疑いがある人ほど「遊技」ではなく、自分からギャンブルにしてしまっているのではないでしょうか?

 

現在、業界の動きは、射幸性を下げるため機械の内規変更等、努力していますが射幸性とか単価を下げたところで依存症の解決にはつながらないと思ってます。結局はギャンブルにしてしまうのは「人」と「金」ですから…

 

極論言えば、0.1円パチンコとか、超低レートオンリーになったら依存症もなくなると思いますが、同時にこの業界もなくなっているでしょうね…

業界の衰退と並行して、依存症対策が実施されていますが最終的には「換金」の行為自体に何らかしらのメスが入る可能性があると思います。

換金に何らかの規制が入った場合、業界自体の衰退はさらに加速する事となるでしょう。

 

最終的に「お金」に依存してしまうのが依存症だと思いますので、換金行為がなくなる可能性は0ではないと考えております。

パチンコ換金を合法化の話も将来的には出てきそうですが、そのかわりに厳格な法規制を新たに導入するなど業界にとっていい話はなさそうです。

 

/* ライブラリ遅延 */